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「飯島金物店跡地を考える会」について

野村不動産(株)が飯島金物店跡地に高層マンション建設「(仮称)高津計画」を打ち出したことを受け、急遽、周辺住民の有志が集まり、対策を考え行動する会として発足しました。

■ 発足までの経緯

2024年1月末 飯島金物店閉店。取り壊し工事が始まる。
6月18日 現場に標識の設置および野村不動産(株)の事業計画通知書が隣接住民宅にポスティングされる。
6月19日~25日 (株)フォーエバーサンクスによる戸別訪問説明。
~7月2日 計画に対する意見・要望書の提出期間締切。
7月24日 意見・要望書に対する見解書(回答)がポスティングされる。ほぼゼロ回答。
7月28日 住民有志が集まり、初会合。
8月4日 2回目会合。おおまかな活動方針が決定。会の名称を「飯島金物店跡地を考える会」とする。
8月13日 チラシとアンケート用紙の配布開始。同時にWebサイト(当サイト )の運用開始。

飯島金物店(飯島商店)は、明治37年創業のよろず金物店として、長らく高津の住民に親しまれてきました。1978年のNHK大河ドラマ「黄金の日々」の中で、石川五右衛門の釜ゆでシーンに使われた大釜も、大山街道のシンボル的な存在でした。このサイトの名称「goemon」もこれに由来します。

飯島金物店の店頭に置かれていた大釜の実物。現在は撤去されている。所在は不明

法律と国の規制緩和に守られた高層マンション建設や大手企業による乱開発は、地域の問題であると同時に、どこにでも起こりうる社会共通の問題でもあります。国立市の富士見通りマンション撤退問題や神宮外苑の再開発(樹木伐採)問題、さらには大阪万博・カジノ建設問題も根は同じだと考えます。少子高齢化、持続可能性が叫ばれる今の時代にあって、公益性という名の下に企業の利益だけが優先され、地域住民の声がないがしろにされる状況をこれ以上黙って見ていてよいのでしょうか。

当サイトは、このような問題意識に立ち、地域の草の根運動と連動しながら、ネットを使った広範な情報発信を担う別働隊としてスタートしました。これまで同じような問題に悩まされてきた方、今まさに問題に直面している方など、思いを同じくされる方々とも連携しながら、広く社会問題化していくことを目指します。